2016年9月26日月曜日

最近入手したゲーム(16/06-09)

皆様お久しぶりです、menbouです。
前回私がここを更新してから3か月ってマジですか?いやウソですよね?
本当に申し訳ないです。

8月にはカルカソンヌ日本選手権の応援に行ったりもしましたが、
そのことについては拉致さんが記事を書いて下さったのでご覧ください。
今回は最近入手したゲームの紹介でもしようかと思います。
5月会レポ2は下書きロストしました。

今回は紹介する量が多いので内容の説明がざっくりしてますが、
どれも面白いゲームなのでいずれはゆっくり紹介したいですねー。


翠色の習作
まず紹介するのはシャーロック・ホームズとクトゥルフ神話のコラボという、
非常にカオスな世界観が売りの翠色の習作です。
クトゥルフゲーを一つくらい持っておきたかったので入手しました。
ゲーム中に使用するカードにはそうそうたる面子が揃っています。
ゲーム内容も非常にカオスでデッキ構成や地域支配、正体隠匿などの要素が混じっています。

PLは部下を増やして(ダイナマイトで)神話生物を暗殺することが目的の復権主義者か、
その活動を阻止し復権主義者を抹殺することが目的の旧体制派のどちらかに分かれます。
自分の所属する陣営によって勝利点の稼ぎ方が大きく異なるので注意が必要です。

各自の陣営は非公開ですが勝つためには早期CO安定なので騙し合いの要素は低めです。
また、陣営は分かれていても個人戦なので身内での獲物の取り合いも生じます。
……が、最下位が所属している陣営には大きな減点が入るので、
やっぱり協力も大切という非常にややこしいプレイングが求められます。
そこが楽しいところだと思いますが。


ダンジョンクエスト クラシック
ダンジョンクエストとは死にゲーである。
よく練られたゲームシステムや同卓者との熱い駆け引き、
そういった要素をこのゲームに求めるのはやめましょう。
ダンジョンクエストは運が全て、本当に全ての愛すべきクソゲーです。
各PLはそれぞれ能力の異なる冒険者になり生還率1割のダンジョンに挑みます。
イメージとしてはやり直し禁止かつ稼ぎプレイ禁止なローグライクゲームをやるようなもので、
大体は死にます。(通常ルールでは)死んだら終わりで復活なんてありません。
凶悪なモンスターに屠られて戦死なんてのは逆に珍しく、開始直後に罠で即死、
進める道が全て行き止まりで詰み、財宝部屋にたどり着いても門番のドラゴンに焼かれて焼死、
などなど様々な要素が冒険者を殺しにきます。
無事に財宝を獲得しても、出口まで戻れなければ無意味です。帰るまでが冒険。
しかし、これだけゲームが殺しに来てもPLの運と采配が合わされば無事生還できます。
奇跡の生還者が出たときには勝敗関係なしに全員で盛り上がれることでしょう。


番外:アプリ版シェフィ
一人用カードゲームとして評価の高いシェフィのアプリ版が出ました。
全てのモードを遊ぶためには課金が必要ですが非常に出来がいいのでおススメです。
ポストラヴズ(変則ルールで遊ぶストーリーモード)もステージ数少ないですが楽しいです。
どうでもいいですが、アプリ版の開発がギルティギアやジョインジョイントキィな北斗ブレイブルーなどで有名なアークシステムワークスで驚愕しました。


∞怪談
∞怪談は猫チョコのようなルールでオリジナルの怪談を語り合うゲームです。
各自に配られる手札には怪談ではお決まりのフレーズが書かれているので、
それらを自由に組み合わせて怪談を考えます。
話のまとまった人から発表していき、聞き役が一番面白いと思った怪談の作者には勝利点です。
例として、お題が「こんな夢を見た」で↓な手札だったとします。
「これは私の大学の先輩のAさんが若かった頃の話です。その時のAさんは当時の彼女さん、と言っても今の奥さんですが、と二人で寺泊まで海水浴に行った帰りだったそうです。Aさんの奥さんというとマイペースというか、どこか浮世離れした雰囲気の方なのですが、その時は帰り道の高速で渋滞に捕まってしまい凄くイライラしていたそうです。彼女のフォローにも疲れたAさんは「もう30分したら運転代わるから、そしたら起こして」なんて声をかけて車内のシートを倒してうとうとと眠りに入りました。しばらくして、ちょうど新潟と群馬の県境にさしかかったあたりでAさんはクッと体が揺れるのを感じたそうです。あれもうSAかなとAさんが薄目を開けると、なんとAさんを乗せた車は渋滞の続く行くべき車線を大きく外れ、対向車線も飛び越えてそのまま県境のトンネルの壁へとスピードを上げて突き進んでいました。これじゃ激突する、とAさんは身構えましたが、次の瞬間、車はトンネルの壁をすいこまれるように通り抜けました。ちゃぽんとまるで水面のような音をAさんは聞いたそうです。驚いたAさんが運転席に座る彼女に声をかけようとすると、それよりも早く「……気づいちゃった?」と一言だけ彼女が口にしました。その声は普段と変わらない優しげなものでしたが、Aさんの目に映った、じろりとこちらを見た彼女の顔は何とも言えず、怒っているようにも、哀しんでいるようにも、笑っているようにすら見える物凄い形相だったそうです。……Aさんが目を覚ますと車はもう彼の自宅に着いていました。驚いて彼女に尋ねると、疲れてぐっすりみたいだから起こせなかったとのこと。Aさんが疲れて変な夢でも見たのかな、と頭を掻きながら携帯で時刻を確認すると、なんと彼が渋滞の中で眠りに着いた時刻からまだ20分した経っていなかったそうです。」
こんな感じですかね?
5分で考えた話を文字におこしたらやたら長くなってしまいました。
怪談好き、もしくはしゃべり好きで集まれば盛り上がるゲームですね。


エルグランデ ビッグボックス
最後に紹介するのは名作ボードゲームの豪華版、エルグランデビックボックスです。
エルグランデは数年前から気になっていたゲームなのですが、なかなか入手困難で、
今回豪華版という形で再販しているのを見かけたので入手しました。
ビックボックス版は通常のエルグランデにこれまでの拡張を全部盛りした代物なので、
名前通り箱が非常に大きいです。アグリコラの倍くらい。
ゲーム内容は俗にいうエリアマジョリティというやつで、
各PLはボードのあちこちに駒を配置し、決算時に地域毎に駒数の多いPLが勝利点を獲得します。言い換えると党員をどんどん送り込んで選挙に勝つゲームです。
駒一つの価値が重いので各ターンの行動は慎重に考える必要がありますが、
強力なアクションカードやバッティング生産機なタワー影響で盤面は結構ドタバタします。
ルール量や所要時間もほどよく非常にバランスが良い作品で、長年愛されているのも納得です。
拡張はまだ日本語化してないのでよくわかりません。



さて、次回のボドゲ科活動は12月にあるカルフェス2016の団体戦に出場するかも?
という流れになっています。また、menbouは機会があれば名古屋まで遊びに行こうと企んでいます。

ところで、今日紹介したゲームも大活躍するであろう年末会はないんですかね?

2016年9月19日月曜日

カルカソンヌ日本選手権

お久しぶりです 東豚です。
もうだいぶ昔の話になってしまいましたがカルカソンヌ日本選手権に出てきました。

そもそも7月に静岡の予選では敗退してしまいましたが、ぼーしろさんを本戦で会ってドッキリさせたいという前々からのmenbouとの話がありこっそり前日予選に出場していました。

menbouさんと出場しました
26人?の最終予選出場で3人出られるという。5回スイスで終わりという決勝トーナメントはなしという大会でした。やたら若い人が多いなと思っていましたが、中央大学杉並高校の思考ゲーム研究会の方々でした。たぶん当たった人ほぼ全員そうだったのかな?

1回戦 後手
 序盤早々に相乗り合戦に負け1-2で残り2枚のアンダーバーリップで20点城完成という状態。これがなかなか引かれなかったためミープルの優位性で他で城を完成させていき、草原もせいした。残りタイル6枚くらいで自分がアンダーバー引けば16点城完成、相手が引けば上記20点城完成という状態で引かれ、先に終わっていたmenbouさんに負けたと思われたようですが地道に他で稼いだ分もあり勝利。 +6点差

2回戦 後手
 やりたいことやった。リップは大体即回収、破壊を受けてもリップ回収、修道院も回収、草原も大体とるという相手にはかなりかわいそうな状態。運がかなり良かった試合。
 勝利+50点

3回戦 先手
 序盤こそはリップがなかなか回収できない状態ではあったが、おおむね城が完成し中都市も完成できていた。
 勝利 +24点

4回戦 先手
 さすがに若い人が多かったので周りに聞いたら上記答え。なかなか高校でこのような部活を作るのも大変なよう。自分は囲碁将棋だったがこんな部活あったら入っていただろうなと思いつつ。ひたすらに城で点数を稼ぎにいっていた。妨害しつつ城を作りに行くという理想形でもあり無駄は少なかったかなと思う。
 勝利 +30点

5回戦 先手 部長さん
 4連勝して全勝対決で最終戦。ここで初めての中継席へ。部長さんは3戦連続でこの席だった様子。動画で見直してみたが考えた末に悪手を打っていることが多い印象。序盤からゴージャス引きして大きくなった城の相乗り。3つ目の相乗りの後接続方法を間違えた結果3-3になってしまった。以降はミープル回収ができず道の上にいくつかいる状態で終了。悪手が多すぎ。
 敗北 -20点

なんとか前日予選2位で通過。
その後こっそり世界1位さんとお話。向こうは名乗っていなかったが解説で聞いたことある声だしそうだろうといってぼーしろさんの話をいきなり切り出すなんてことしました。
ぼーしろさんには内緒にしておいてといって。
そのごボードゲームカフェにいって遊んで、豊洲にもどってネカフェで1泊。コミケの影響でこみこみで途中まで丸椅子のみという悪条件で宿泊となった。

日本選手権ではまずmenbouと接触。一応会場に入ってぼーしろを待つ。気を見計らってぼーしろに接触。「ぼーしろの大会の応援に”も”きています。”一応前日入りしました。”」といって一緒にエントリーについて行ってなんで一緒にいるのみたいな予定で考えていましたが、静岡予選から出場した人に会って「前日予選で抜けたんですねおめでとうございます」とネタバレされたので頓挫しました。
また驚かせられたからよしとします。

1回戦
 たぶんTRAPSの人
全国初戦で緊張もあったが、右折リップカウントミスと、道を刺すか平原を刺すかの2択で平原を刺して即14点城作られたのがかなり痛かった。その後もミープル足らず語るところもないくらい大敗北。
 敗北 -37点

2回戦
 メーカルの人
終始引きがよくリップ城完成。相手のギャンブル手でそのまま道修9点などやりたい放題してしまった。運だけといっても過言ではないくらい
 勝利 +34点

3回戦
 ?
 とりあえず1勝できてほっとしているところであった。時間の使い方も10戦くらい本番をやってようやく慣れたのかなと思ってきていた。一応勝負手のような固定をしたがぎり引けたのでなんとか勝利。
 勝利 +11点

4回戦
 たぶんTRAPSの人
 3回戦とは逆で勝負手を引けずであった。
 敗北 -11点

5回戦
 ?
 もはや本戦出場とは関係なくなり、エンジョイ勢と化したためとても胃の痛みは楽になってきていた。終始リップ差で優勢を作り草原もまとめた。
 勝利 +32点

6回戦
 どこかに所属している様子
 長かった試合も最終戦。序盤は劣勢に立たされていたものの、何とかリップを引いて回収していったため途中で追いつきなんとか草原もまとめた。
 勝利 +12点

 もはや適当になってしまいましたが、4-2 21/74位という初回出場にしては上出来だと思います。もっとも勝ったものは多くはリップの引きがよかったと結論づけてもほとんど問題ないくらい運で勝っているところも正直あり、負けた試合ほどちゃんと置けば勝てたんだろうと後で思えば後悔することも多くありました。決勝トーナメントをみていて自分にはない発想がすぐに思いつくことにまだまだ大きな差を感じました。

 できれば来年も出ていきたいなと思いました。
 自分で建てた目標。
 ぼーしろを驚かす。
 世界1位さんと会う。
 3-3よりいい成績で終わる。は達成できました。
 
 前日予選は奥さんに予選勝つから1泊すると事前に行っておくというハイパー追い込んでいたのでほっとしています。

 来年はほかの部員の皆様も出場しましょう。